弾木魂たまこだま)” の例文
弾木魂たまこだまに、一瞬いっとき、耳がガーンとすると、もう兵の胆気たんきはすわっていた。——しかし、気がついてみると、その隊だけ、本隊から置き捨てられていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)