強心剤きょうしんざい)” の例文
机博士は、戸倉老人の腕に、強心剤きょうしんざいの注射を終えると、自分の指先をアルコールのついた脱脂綿でぬぐって、それからぎゅッとくびを延ばして背のびした。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)