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度期
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どき
ふりがな文庫
“
度期
(
どき
)” の例文
女が一
度期
(
どき
)
に散財せず、毎晩の樣に來てくれろと云ふので、初めてそこへあがつてからと云ふもの、一と晩も缺かしたことがない。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「加集! ぢやア、君にまかせた」と云つた聲さへ、耳からでも出たやうになつて、一
度期
(
どき
)
に
忿懣
(
ふんまん
)
の情が顏に燃えあがつた。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
そして列車の通りすぎた跡は、すべてまた義雄の通り過ぎた跡だ。殆ど日本中の、汽車の窓からのぞかれる風景が、最後の幻影であるかのやうに、すべて一
度期
(
どき
)
に映つて來る。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
期
常用漢字
小3
部首:⽉
12画
“度”で始まる語句
度
度々
度毎
度胆
度胸
度重
度外
度目
度度
度肝