“幾振”の読み方と例文
読み方割合
いくふり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と生涯寢床の下に愛刀をはさんで、柄頭つかがしらを枕にならべてゐた人だけに、父は武人の心がけを忘れずといつた顏で、幾振いくふりかを出して見せてゐる。
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)