“年分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねんぶん66.7%
ねんぶ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
但猶凶暴邪悪の者は、悪僧と宿衛となり。伏しておもんみれば諸寺の年分ねんぶん及び臨時の得度は、一年の内に或は二三百人に及ぶなり。中に就いて半分以上は皆是れ邪濫の輩なり。
多「ハア六十になれば年分ねんぶんにはでけえ事になりやすが、一ヶ月で幾許いくらになりやす」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こちらから売って金にしようなんて代物しろものは滅多にはありゃしません——ところで、洋妾ときた日にゃ資本もとでいらずで、双方両為めの、いま言った通り年分ねんぶ……
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)