“平章事(同中書門下平章事)”の解説
同中書門下平章事(どうちゅうしょもんかへいしょうじ、べんしょうじ)は、中国の唐代から元代に存在した官職。当初は臨時の官であったが、後に常設の官となり、北宋では宰相とされた。同平章事あるいは平章と略される。
元々は同中書門下三品という。唐初には中書令・門下侍中・尚書僕射がそれぞれ宰相職とされていたが、それよりも下の、主に尚書省の官僚が宰相に任じられることがあった。この時、中書令などの本来の宰相職より官品が低いのは不都合なので、臨時に同中書門下三品を授けて、中書令らと同格の正三品官としたのである。高宗の永徽元年(650年)に「同中書門下平章事」と改称され、中書令らと共に正式な宰相職とされた。
(出典:Wikipedia)
元々は同中書門下三品という。唐初には中書令・門下侍中・尚書僕射がそれぞれ宰相職とされていたが、それよりも下の、主に尚書省の官僚が宰相に任じられることがあった。この時、中書令などの本来の宰相職より官品が低いのは不都合なので、臨時に同中書門下三品を授けて、中書令らと同格の正三品官としたのである。高宗の永徽元年(650年)に「同中書門下平章事」と改称され、中書令らと共に正式な宰相職とされた。
(出典:Wikipedia)