“平土間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひらどま90.0%
パルテエル10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平土間ひらどまの大部分は俗に“追い込み”と称する大入り場であったから、腰弁当で出かければ木戸銭のほかに座蒲団代の一銭と茶代の一銭
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
賑座には、紅黄白紫のハンケチがいつも平土間ひらどまを埋めてい、贔屓役者に奇声のこもった声援を送っていたものである。
平土間パルテエルなる客二三人、何とかおもひけん、これに和したるに、叱々と呼びて、この過當の褒美にあらがふもの少からず。