平典侍へいてんじ)” の例文
左右に分けられたのである。梅壺方は左で、平典侍へいてんじ、侍従の内侍、少将の命婦などで、右方は大弐だいにの典侍、中将の命婦、兵衛ひょうえの命婦などであった。皆世間から有識者として認められている女性である。
源氏物語:17 絵合 (新字新仮名) / 紫式部(著)