トップ
>
常陸坊海尊
>
ひたちぼうかいそん
ふりがな文庫
“
常陸坊海尊
(
ひたちぼうかいそん
)” の例文
大杉明神は
常陸坊海尊
(
ひたちぼうかいそん
)
を祀るともいう。俗に
天狗
(
てんぐ
)
の荒神様。其附近に名代の魔者がいた。
生縄
(
いきなわ
)
のお
鉄
(
てつ
)
という女侠客がそれなのだ。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
ただしその話は
申合
(
もうしあわ
)
せたように
源平
(
げんぺい
)
の
合戦
(
かっせん
)
、
義経
(
よしつね
)
・
弁慶
(
べんけい
)
の行動などの外には出なかった。それからまた
常陸坊海尊
(
ひたちぼうかいそん
)
の仙人になったのだという人が、東北の各地には住んでいた。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その十一人の大部分は名が伝わらぬが、ただ一人だけ知れているのは
常陸坊海尊
(
ひたちぼうかいそん
)
であった。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ただし昔話にある
羽団扇
(
はうちわ
)
を持った、鼻の高い、赤い顔の、あんなのではない。普通の人間で、ちゃんと両親もある、兄弟もある。武州
御岳山
(
おんたけさん
)
で生れたんだ。代々山伏だ。俺の先祖は
常陸坊海尊
(
ひたちぼうかいそん
)
。
怪異暗闇祭
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
尊
常用漢字
小6
部首:⼨
12画
“常陸坊”で始まる語句
常陸坊