トップ
>
帷中
>
いちゅう
ふりがな文庫
“
帷中
(
いちゅう
)” の例文
同じ
帷中
(
いちゅう
)
に、手枕で眠っていた大崎対馬守が、
刎
(
は
)
ね
起
(
お
)
きたとき、玄蕃允もまた立って、無意識に小姓の手から槍を取っていた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帷中
(
いちゅう
)
の短時間に、ばたばたと裁決したことなので、その
要綱
(
ようこう
)
を
知悉
(
ちしつ
)
していた者は、まったく首脳部だけで、大衆一万五千の兵は、ただ木之本へ木之本への合言葉と
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帷中
(
いちゅう
)
、槍影の守りきびしき処、両者の懇談は、数刻にわたっていた。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、主人の久右衛門安政の
帷中
(
いちゅう
)
にあって、
畏
(
かしこま
)
っていた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帷
漢検1級
部首:⼱
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“帷”で始まる語句
帷
帷子
帷幕
帷帳
帷幄
帷衣
帷幙
帷越
帷巾
帷布