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帰依者
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きえしや
ふりがな文庫
“
帰依者
(
きえしや
)” の例文
彼が人間同士の幾多の信頼に
反
(
そむ
)
いて居ることよりも、この純一な自分の
帰依者
(
きえしや
)
に対しての申訳なさは、彼には
寧
(
むし
)
ろ数層倍も以上に感じられた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
噫
(
ああ
)
、貧困は実に天才を護育するの
揺籃
(
えうらん
)
なりき。敬虔なる真理の
帰依者
(
きえしや
)
スピノザも
亦
(
また
)
斯
(
か
)
くの如くなりき。彼は眼鏡
磨臼
(
すりうす
)
をひいて一生を洗ふが如き赤貧のうちに、静かに自由の思索に
耽
(
ふけ
)
れり。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
依
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“帰依”で始まる語句
帰依
帰依仏
帰依信仰
帰依大世尊