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己氏
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きし
ふりがな文庫
“
己氏
(
きし
)” の例文
戎人
己氏
(
きし
)
なる者の妻であつた。顏立は美しくなかつたが、髮の見事さは誠に輝くばかりである。公は侍臣に命じて此の女の髮を
根本
(
ねもと
)
から切取らせた。
盈虚
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
戎人
己氏
(
きし
)
なる者の妻であった。顔立は美しくなかったが、髪の見事さは誠に輝くばかりである。公は侍臣に命じて此の女の髪を
根本
(
ねもと
)
から切取らせた。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
被衣を以て頭を隱した其の女こそは、紛れもなく、公の寵姫の
髢
(
かもじ
)
のために髮を奪はれた
己氏
(
きし
)
の妻であつた。
盈虚
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
被衣を以て頭を隠した其の女こそは、紛れもなく、公の寵姫の
髢
(
かもじ
)
のために髪を奪われた
己氏
(
きし
)
の妻であった。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“己”で始まる語句
己
己惚
己等
己達
己巳
己斐
己丑
己酉
己亥
己未