己妻おのづま)” の例文
「夕なぎにあさりするたづ潮満てば沖浪おきなみ高み己妻おのづまばふ」(同・一一六五)というのもあり、赤人の此歌と共に置いて味ってよい歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)