差別けぢめ)” の例文
すべての者みな第一の天を——飾る、たゞ永遠とこしへ聖息みいきを感ずるの多少に從ひ、そのうるはしき生に差別けぢめあるのみ 三四—三六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
東洋の最大不幸は、始めより今に至るまで精神の自由を知らざりし事なり、然れども此は東洋の政治的組織の上に言ふのみ、其宗教の上に於ては大なる差別けぢめあり。
王は、穢多ゑたはの差別けぢめなし、——
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
差別けぢめをおかぬ闇の手の
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)