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左方
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ひだり
ふりがな文庫
“
左方
(
ひだり
)” の例文
幸なことには此庭の
左方
(
ひだり
)
の高みの、彼の小さな滝の落ちる小山の上は絶対に安全地で、そこに当寺の隠居所の草庵があります。そこへ今の内に移つて居て頂きたいのです。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
と中の条を降りまする、
左方
(
ひだり
)
へ曲ると沢渡
右方
(
みぎ
)
へ這入ると
彼
(
か
)
の四万の道でございます。是から折田へ一里、折田を離れて
下
(
しも
)
沢渡へ参ると、是迄中の条から二里でございます。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
後悔して
後
(
の
)
ち百姓となり、無事に一生を送りしと、僕上野に遊んだ際、この穴を見たが
惜
(
おし
)
いかな、土地の名を
聞洩
(
ききもら
)
した、何でも
直
(
じ
)
き上に寺のある、往来の
左方
(
ひだり
)
だと記憶している。
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
幸
(
さいわい
)
なことにはこの庭の
左方
(
ひだり
)
の高みの、あの小さな滝の落ちる小山の上は絶対に安全地で、そこに当寺の隠居所の草庵があります。そこへ今の内に移っていて頂きたいのです。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“左方”の意味
《名詞》
左の方。
舞楽の分類の一つ。
(出典:Wiktionary)
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“左方”で始まる語句
左方撫刀剣