“左右田”の読み方と例文
読み方割合
そうだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左右田そうだは、——これが話手の青年の名前であるが——こういってポケットから、小形の手帳を取出して、鉛筆でザッとした図面を書いた。
一枚の切符 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
付人つきびと側の十一人、鳥居与右衛門、須藤与一、左右田そうだ孫八たちは、みるまに、奮戦して、ばたばたと討死した。
無宿人国記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すこし離れて、公用人の左右田そうだ孫三郎が、くびすじを撫でながら、主人を見上げた。
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)