“川舟”の読み方と例文
読み方割合
かわふね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日あくるひは意を決して新潟へく支度をして居ります。御案内でもございましょうが、十六里、十五里とも川舟かわふねで、夜に掛って往くのでございます。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
川舟かわふねで久一さんを吉田の停車場ステーションまで見送る。舟のなかに坐ったものは、送られる久一さんと、送る老人と、那美さんと、那美さんの兄さんと、荷物の世話をする源兵衛と、それから余である。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)