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峻烈
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しゆんれつ
ふりがな文庫
“
峻烈
(
しゆんれつ
)” の例文
江戸から追放といふ
峻烈
(
しゆんれつ
)
極
(
きは
)
まる言ひ渡しを受け、明日は役人が乘込んで來て、
竈
(
かまど
)
の下の灰までも引渡すことになつてゐるのでした。
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の論告は
峻烈
(
しゆんれつ
)
で容赦ないものでした。が、友吉はそれに
應
(
こた
)
へようともせず、何處ともなく茫然と見詰めて居ります。
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の叱咤は
峻烈
(
しゆんれつ
)
を極めました。十手捕繩を預つて、錢形のとか何んとか
謳
(
うた
)
はれる平次には、相手の腕つ節を恐れないだけの自尊心はあつたのです。
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次は
峻烈
(
しゆんれつ
)
でした。藤助の襟髮を掴んで、古い足跡に並べて付けさした足跡は、大きさも形も、何も彼も符節を合せるやうに同じものだつたのです。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
捨吉は必死と爭ひ續けますが、平次の論告は、益々
峻烈
(
しゆんれつ
)
を極めて、上から/\とのしかゝります。
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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平次の聲は
峻烈
(
しゆんれつ
)
でした。お駒の顏は、紙のやうに蒼白くなります。
銭形平次捕物控:054 麝香の匂ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の論告は、何時にも似げなく
峻烈
(
しゆんれつ
)
を極めます。
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の論旨は
峻烈
(
しゆんれつ
)
で一歩も假借しません。
銭形平次捕物控:130 仏敵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の論告は次第に
峻烈
(
しゆんれつ
)
になるのです。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の問ひは
峻烈
(
しゆんれつ
)
でした。
銭形平次捕物控:104 活き仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の論告は
峻烈
(
しゆんれつ
)
でした。
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の言葉は
峻烈
(
しゆんれつ
)
です。
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次は
峻烈
(
しゆんれつ
)
でした。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“峻烈”の意味
《名詞》
激しく、また厳しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
峻
漢検準1級
部首:⼭
10画
烈
常用漢字
中学
部首:⽕
10画
“峻”で始まる語句
峻厳
峻
峻拒
峻嶮
峻酷
峻峰
峻岳
峻峭
峻坂
峻嶺