“峨眉(がび)” の例文
予は梅花を見る毎に、峨眉(がび)の雪を望める徐霞客(じよかかく)の如く、南極の星を仰げるシヤツクルトンの如く、鬱勃(うつぼつ)たる雄心をも禁ずること能(あた)はず。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
郷を出てから、西川(せいせん)の嘉陵(かりょう)へさまよい、峨眉(がび)山中に入って、道を学ぶこと三十年。いささか雲体風身(うんたいふうしん)の術を悟り、身を変じ、剣を飛ばし、人の首を獲ることなど今はいと易きまでになり得ました。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
峨眉(がび)山月、半輪ノ秋
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)