“岸頭”の読み方と例文
読み方割合
がんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申すまでもなく、曠野こうやにさ迷うその旅人こそは、私どもお互いのことです。一疋の狂象は、「無常の風」です。流れる時間です。井戸とは生死の深淵しんえんです。生死しょうじ岸頭がんとうです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
生死しょうし岸頭がんとうに立って人のるべき道はただいつ、誠を尽して天命を待つのみ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)