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山梔
ふりがな文庫
“山梔”の読み方と例文
読み方
割合
くちなし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちなし
(逆引き)
その外、木犀と
山梔
(
くちなし
)
が湯殿の横の衣裳倉の前にあつて、南天、馬練などが隅にある。あまり広くも無い庭が、一ぱい草木で詰つて居る。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
真偽の分からぬ肉筆の浮世絵の軸物を掛けて、
一輪挿
(
いちりんざし
)
に
山梔
(
くちなし
)
の花を活けた床の間を背にして座を占めた末造は、鋭い目であたりを見廻した。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
山梔
(
くちなし
)
の蔭の砥石に柄を打つけて抜けないようにすると、何度も何度も両手で振ってみて練習をしたが、中学時代に撃剣を遣っていた御蔭であったろう。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
山梔(くちなし)の例文をもっと
(13作品)
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“山梔(クチナシ)”の解説
クチナシ(梔子、学名: Gardenia jasminoides)は、アカネ科クチナシ属の常緑低木である。庭先や鉢植えでよく見られる。乾燥果実は、生薬・漢方薬の原料(山梔子・梔子)となることをはじめ、着色料など様々な利用がある。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
梔
漢検1級
部首:⽊
11画
“山梔”の関連語
梔子
山梔子
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“山梔”のふりがなが多い著者
賀川豊彦
徳冨蘆花
蒲原有明
谷崎潤一郎
三好達治
島崎藤村
北原白秋
森鴎外
国枝史郎
夢野久作