“居場処”の読み方と例文
読み方割合
いばしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とは思ったが、それは小児こどもの釣であるとすればとかくを言うにも及ばぬことであるとして看過すべきであるからい。ただ自分に取って困ったことはその児の居場処いばしょであった。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
新吉の居場処いばしょも聞いたがうっかり逢う訳に参りません、段々だん/\日数ひかずかさなると娘はくよ/\ふさぎ始めました。すると或夜日暮から降出した雨に、少し風が荒く降っかけましたが、門口かどぐちから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)