“尚寵”の読み方と例文
読み方割合
しょうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
将軍尚寵しょうちょうは、性行淑均しゅっきん軍事に暁暢ぎょうちょうし、昔日せきじつに試用せられ、先帝これをよしとのたまえり。これを以て衆議、ちょうをあげて督となせり。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郭攸之かくゆうし董允とういん費褘ひいの三重臣を侍中として、これに宮中のすべての治を附与した。また御林軍の司には、尚寵しょうちょうを近衛大将として留守のまもりをくれぐれも託した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)