小附こづ)” の例文
などといっているところへ、作左衛門が吸物の小附こづけで、酒を持ちだしてきた。
無惨やな (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
袋や竹籠たけかごるいは前からあって、これも背なかに負うものが多かったが、それらはかくべつ重いものでなく、なにか荷物ができればその上に小附こづけしてくるのだったが、後には仕事によって
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)