小蟻こあり)” の例文
けし粒ほどの小蟻こあり黄金虫こがねむしか何かを引っぱるように、小蒸汽はそれをきなやみつつ、じりじりと近づいた。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
庭に小蟻こありと遊べり。
悲しき玩具 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)