小薩張こざつぱり)” の例文
それからこの百姓大尽の家に使われている幸内という若い者のことを書いて、「見ると幸内は小薩張こざつぱりしたあはせに小紋の羽織を引かけて」云々(五五六頁)といっている。
中里介山の『大菩薩峠』 (新字新仮名) / 三田村鳶魚(著)
貧乏臭くはあるが、小薩張こざつぱりした住居で、半次は型の如く、いなせな二十五六の良い男です。母親のお角は六十過ぎ、これは皺だらけで草臥くたびれて一向に伜に似ては居ません。