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小方
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こかた
ふりがな文庫
“
小方
(
こかた
)” の例文
小方
(
こかた
)
には、昔の同僚や先輩がいるし、郷里の友人もいる。これまでの「
親方
(
おやかた
)
」というのは、照れくさいし、「親分」も、仕事師らしくない。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
すての馬上の姿を見ると、貝ノ馬介の
小方
(
こかた
)
十人に、袴野の小方十人は機先を制せられて、勢好く
著
(
つ
)
いたすてを見上げた。
舌を噛み切った女:またはすて姫
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
小方
(
こかた
)
長屋の横手を走った。すぐに、谷口政吉の家である。こういう大雪の日は、仕事を休むことをマンは知っていた。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
突然、袴野の
小方
(
こかた
)
の野伏が、立ち上っていった。
舌を噛み切った女:またはすて姫
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「
小方
(
こかた
)
は、小頭と直結したものじゃ。小頭組合があったら、別に、仲仕の組合は要らんと思うが、……?」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父