小刑部おさかべ)” の例文
まず伝説の方から云うと、人皇第九十二代のみかど伏見天皇のおんときに、小刑部おさかべという美しい女房が何かのとがによって京都から播磨国に流され、姫山——むかしは姫路を姫山と云った。
小坂部伝説 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)