尊公あんた)” の例文
權「其の時は斯う捻り倒して敵をひどえ目にわして、尊公あんたを助けるより他はねえ、何うだ、敵も魂消たまげるか」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
林「いえ、旦那様がえ懸けて下せえますから、お互に思えば思わろゝで、そりゃア尊公あんた当然あたりめえこって」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
權「尊公あんたがそれせえ御承知なら居ります」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)