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尊傲
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そんごう
ふりがな文庫
“
尊傲
(
そんごう
)” の例文
今までの叡山や他の旧教団体の
尊傲
(
そんごう
)
な君臨のしかたとはまるで地位をかえて、民衆のうちの僧侶として、門は開かれているのである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こういう人たちにありがちな
尊傲
(
そんごう
)
な、それも至って安っぽい官僚ぶりを鼻にかけながら、座蒲団の上に大きな
臀部
(
でんぶ
)
をぶえんりょに乗せて
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袁紹の
尊傲
(
そんごう
)
無礼はこの事ばかりではない。日ごろ帝の御名をもって政務の文書を交わしても、常に不遜の辞句を用い、予を一吏事のごとく見なしておる。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
太守肥前守
(
たいしゅひぜんのかみ
)
の使者、奥用人の
刈屋頼母
(
かりやたのも
)
は、この
尊傲
(
そんごう
)
な
工匠
(
こうしょう
)
の部屋へ通った。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
決して
尊傲
(
そんごう
)
なふうは見えない。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尊
常用漢字
小6
部首:⼨
12画
傲
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“尊”で始まる語句
尊
尊敬
尊氏
尊崇
尊重
尊良
尊者
尊王攘夷
尊公
尊王