“封入”の読み方と例文
読み方割合
ふうにゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この仕事は、結局10-6ミリくらいの真空の中に、装置の主な部分を封入ふうにゅうして、その中でいろいろな実験をして、その現象を外へ引き出した電線によって、電気的に測定することに帰した。
実験室の記憶 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
自分は十九歳を一期いちごとして父のもとへ行く——父は前年郷里で死んだ——主人には申訳もうしわけが無いから君から宜しく云うてくれ、荷物は北海道に居る母の許に送ってくれ、運賃として金五円封入ふうにゅうして置く
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)