トップ
>
対峙
>
たいぢ
ふりがな文庫
“
対峙
(
たいぢ
)” の例文
旧字:
對峙
さうかと思ふと、
仏蘭西
(
フランス
)
の女の兵隊と
独逸
(
ドイツ
)
の兵隊とが
対峙
(
たいぢ
)
してゐる、独逸の兵隊は
虜
(
とりこ
)
にした幼児を
楯
(
たて
)
にして
控
(
ひか
)
へてゐる。
近頃の幽霊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
新思想
悖如
(
ぼつじよ
)
として欧洲に
対峙
(
たいぢ
)
すべき覚悟あるものと
見做
(
みな
)
しつ、遊説者を派して、平和協会に応援するところあらしめんとせり、而して吾人もし、我邦は世界の極端にあるが故に
一種の攘夷思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
館では楽屋と舞台との通路をふさいで、閉場後は観客席に暴力団を入れて
対峙
(
たいぢ
)
させた。
日本三文オペラ
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
敢て兵甲を以て天下に
傲
(
ほこ
)
らず、而も諸強国に
対峙
(
たいぢ
)
して遜色ある事なし。
想断々(2)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
“対峙”の意味
《名詞》
対 峙 (たいじ)
向かい合って立つこと。
(出典:Wiktionary)
対
常用漢字
小3
部首:⼨
7画
峙
漢検1級
部首:⼭
9画
“対峙”で始まる語句
対峙中