寝乱髪ねみだれがみ)” の例文
つぎに寝ていたのが、いつ彼の部屋へ入って来たのか、なまめかしき寝乱髪ねみだれがみを、彼の胸にのせて、つつましやかなすすり泣きを、続けているのでありました。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)