“寛達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんたつ50.0%
くわんたつ33.3%
くわつたつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と自斎は寛達かんたつな笑いに紛らせて茶をすすったが、亭主はぷいと奥へ避けて、それからは自斎が言葉をかけても返事もしなかった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大店おほだなの主人らしい寛達くわんたつさはありますが、弟の悧巧さを自慢にする人の良さ以外に、この莊太郎には大した取柄のないことがよく判ります。
口を出したのは背の高い三十男で、何となく此家の空氣にそぐはぬ寛達くわつたつな風格でした。