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寛衣
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へやぎ
ふりがな文庫
“
寛衣
(
へやぎ
)” の例文
そのかわりに、ずいぶんな古物で、時の破壊力そのものにさえも慈悲をかけられているような、天にも地にも一枚看板の、
木綿
(
めん
)
まじりの
寛衣
(
へやぎ
)
にくるまって過すことにした。
外套
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
その翌日、チチコフは裁判所長のところで
一夕
(
いっせき
)
を過ごしたが、この人はお客に接するのに少し垢じみた
寛衣
(
へやぎ
)
を
著
(
き
)
ていた。
然
(
しか
)
もそのお客の中には何でも婦人が二人もまじっていたのだ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
明け暮れ更紗の
寛衣
(
へやぎ
)
にくるまって、建の低い家の窓際に坐りながら、日曜ごとに窓さきでおっ始められる百姓どもの喧嘩を取り裁くとか、新鮮な空気を吸うために、ちょっと雞舎へ出かけて
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“寛衣”の意味
《名詞》
寛衣(かんい)
ゆったりとした、衣服のこと。
(出典:Wiktionary)
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“寛”で始まる語句
寛
寛濶
寛々
寛永
寛政
寛文
寛闊
寛恕
寛大
寛容