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寛典
ふりがな文庫
“寛典”の読み方と例文
読み方
割合
かんてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんてん
(逆引き)
ムロの鴛鴦夫婦は、
此
(
この
)
寛典
(
かんてん
)
の中に其理想的
享楽生活
(
きょうらくせいかつ
)
を楽しんで居るのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
かれは、秀吉のお
咄
(
はな
)
し
衆
(
しゅう
)
として、大坂表へ移住した。思うに、もしこれが、信長の場合であったならば、こんな
寛典
(
かんてん
)
にめぐまれるはずもなし、かれの首は、二つあっても足りなかったであろう。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寛典
(
かんてん
)
に流れた格律に目ざましをくれたつもりだったが、朝廷ではむやみに激怒して、時政を鎌倉へ追いかえすのどうのというさわぎになったような世だから、死刑そのものがめずらしいばかりでなく
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
寛典(かんてん)の例文をもっと
(4作品)
見る
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
典
常用漢字
小4
部首:⼋
8画
“寛”で始まる語句
寛
寛濶
寛々
寛永
寛政
寛文
寛闊
寛恕
寛衣
寛大
“寛典”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
福沢諭吉
久生十蘭
吉川英治