“寛仮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんか85.7%
ゆる14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男子の遊蕩を寛仮かんかして妻妾の併存を認容するのも、男女道徳以上に血統を重視する家族制度の特権であるのです。
激動の中を行く (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
この必要条件を具備しない国家的保護と奨励とはなきにまさると寛仮かんかするよりも、むしろあるに劣る(もしそういう言葉が意味をなすならば)と非難する方が当然である。
文芸委員は何をするか (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
父はそれを寛仮ゆるさなかった。表向それをとがめる事もしなかった。彼は十二、三になる末の子に、同じく恭賀新年という曲りくねった字を書かして、その子の名前で健三に賀状の返しをした。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)