“寒燈”の読み方と例文
新字:寒灯
読み方割合
かんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒燈かんとうのもとになおも議をらしていたが、ただひとり暗い夜道を思案にくれてあてどもなく辿る源十郎の肩には、三こうの露のほかに苦しい金策の荷が、背も折れんばかりに重かったのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)