寒机かんき)” の例文
そしてその正直な自己をなぐさめるべく、年の暮、この大宝郷に滞陣すると共に、一夜、大宝八幡の神殿に、ひとり燭をかかげ、寒机かんきに向って、一文を草した。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寒机かんき一輪花
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)