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富鬮
ふりがな文庫
“富鬮”の読み方と例文
読み方
割合
とみくじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とみくじ
(逆引き)
故にこれを
富鬮
(
とみくじ
)
的応募といふ。かやうなる句は初め四、五句読めば終まで読まずともその可否は分るなり。いな一句も読まざる内に
佳句
(
かく
)
なき事は分るなり。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
見来れば軍資を調へんが為
富鬮
(
とみくじ
)
を興行するも兌換制度を動かすも可なりと云ふ財政家がある、出征に際し恋愛の神聖を無視する士官を称揚する新聞記者がある
外交の後援:(敵愾にあらず至誠にあり)
(新字旧仮名)
/
大石誠之助
(著)
今日はこの両区を廻って、それで目的を果さなかったら、もう
愈々
(
いよいよ
)
絶望だと思った刑事は、
富鬮
(
とみくじ
)
の当り番号を読む時の様な、楽しみとも恐れともつかぬ感情を以て、テクテク歩いていた。
二銭銅貨
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
富鬮(とみくじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
富
常用漢字
小4
部首:⼧
12画
鬮
漢検1級
部首:⾾
26画
“富”で始まる語句
富
富豪
富貴
富士
富籤
富山
富田
富家
富士山
富裕
“富鬮”のふりがなが多い著者
大石誠之助
正岡子規
江戸川乱歩