密書あれ)” の例文
「わっしはまた、旦那が密書あれを読んでるのや、阿波の噂をしていたのを、あいつらが聞きとがめたのかと思って、すッかりきもを冷やしてしまいましたよ」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)