“寂厳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃくごん50.0%
じやくごん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近頃、人がかれこれいう僧侶の書中、例えば寂厳じゃくごんなどが、とやかくもて囃されているが、やはり、これらも技術本位が盛り沢山で、いかんせん書家流に堕している。
現代能書批評 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
このごろ、私の客間の床には寂厳じやくごん和尚の唐詩の一節がかゝつてゐる。古い表装でところどころりきれたのが気になつてはゐるが、地紙ぢがみが大分痛んでゐるので、表装をしかへることも見合せてゐる。