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宿方
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しゅくがた
ふりがな文庫
“
宿方
(
しゅくがた
)” の例文
そこへ
美濃
(
みの
)
の落合宿あたりから、助郷人馬をもちまして、一時に多数の継立てがございますと、そうは
宿方
(
しゅくがた
)
でも応じきれません。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
たださえ
宿方
(
しゅくがた
)
では
大根蒔
(
だいこんま
)
きがおそくなると言って一同目を回しているところへ、十頭ばかりの将軍の
御召馬
(
おめしうま
)
が役人の付き添いで馬籠に着いた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
毎年のきまりで馬籠の
宿方
(
しゅくがた
)
が一行に
搾
(
しぼ
)
られる三、四十両の金があれば、たとい十両につき三俵替えの値段でも、九俵から十二俵の飯米を
美濃
(
みの
)
地方より輸入することができる。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾