“宿房”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やど66.7%
しゅくぼう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大急ぎで棧橋を渡つて宿房やどへ飛込むと、棧橋が落ちたといふ騷ぎ、一二日は島に籠らなきやなるまいと言はれて、安心したやうな、がつかりしたやうな変な心持だつたことを覺えて居ります
大急ぎで桟橋を渡って宿房やどへ飛込むと、桟橋は落ちたという騒ぎ、一二日は島にこもらなきゃなるまいと言われて、安心したような、がっかりしたような変な心持だったことを覚えております
「中堂の宿房しゅくぼうにいる性善坊というのは、おまえか」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)