“宝珠院”の読み方と例文
読み方割合
ほうじゅいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々は切腹の場所を出て、ついで宝珠院ほうじゅいんの墓穴も見て置こうと、揃って出掛けた。ここには二列に穴が掘ってある。穴の前には高さ六尺余の大瓶おおがめが並べてある。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
お隣りは宝珠院ほうじゅいんというお寺の庭に接しているから、充分ゆとりもあり、庭はまたお寺の地所十四、五坪を取り入れてなかなか広く、お稲荷いなりさんのほこらなどあってなかなかおつだということです。