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官人
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かんにん
ふりがな文庫
“
官人
(
かんにん
)” の例文
筒井は或る
官人
(
かんにん
)
のもとに働くように手立てをしたが、低い官人ゆえ、ただそこで衣食するだけであった。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
同じ日の同じ時刻に、上の
官人
(
かんにん
)
の
発企
(
ほっき
)
によって持彦は加茂の川原に連れ出されていた。そして彼は秋おそいみそぎの水を浴びなければならないように、四囲の事情が迫っていた。
花桐
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
土地がかりの
官人
(
かんにん
)
の家は、広大な石垣をめぐらした川べりにあった。筒井はすぐ見出されて仕えの女のなかでも、重い地位をあたえられ、奥の仕えばかりを勤めることになっていた。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
“官人”の意味
《名詞》
官吏。役人。
律令制で初位から六位までの者。
(出典:Wiktionary)
“官人”の解説
官人(かんにん、かんじん、つかさびと、とね)とは、官吏・役人を指す言葉。律令制では諸司の主典以上六位以下、平安時代には判官以下、特に近衛府の将監以下の官吏を指した。
(出典:Wikipedia)
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“官”で始まる語句
官衙
官
官吏
官爵
官位
官渡
官邸
官軍
官能
官女