“宍戸”の読み方と例文
読み方割合
ししど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、さばの背のように青ぐろい鎌の刃渡りには、宍戸ししど八重垣流とってある文字もあざやかに読まれるのだった。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天武紀九年の詔の利国家を「アメノシタニカガアラシメ」と訓み、その他『壒嚢抄あいのうしょう』、『類聚名義抄るいじゅみょうぎしょう』等にも、利の字をカガという例が多い。「宍戸ししど」という謡曲には
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一方長州藩は京都藩邸留守居宍戸ししど九郎兵衛を物産取組内用掛ごないようががりに任じ、大阪に販売所を設け長州から蝋、半紙、塩、干魚、米を山城丹波大和諸州へ、京阪および大和から呉服類、小間物
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)