守禦しゅぎょ)” の例文
「や。それも結構でしょう。大国に外征をする勢力があれば、小国にもまた守禦しゅぎょあり機略あり、何ぞ、ただ畏怖しておりましょうや」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われに罪人あり、捉えて釜煮して、これをおおわしめ、人をして守禦しゅぎょせしむ。ないし煮死するにたましいの出ずるを見ざるゆえに、死して神なきことを知るなり。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)