“宇佐美”の読み方と例文
読み方割合
うさみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左馬権介さまごんのすけ結城ゆうき七郎、千葉平兵衛尉ちばへいべえのじょう葛西かさい十郎、筑後ちくご六郎、和田わだ三郎、土肥先二郎どひせんじろう佐原さはら太郎、多多良たたら四郎、長井ながい太郎、宇佐美うさみ三郎、佐佐木小三郎ささきこさぶろう南条平次なんじょうへいじ
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
仲間に引入れた。これは金が欲しさに主人に裏切りしたが、最初は宇佐美うさみ一族のすゝめで、心ならずも、大澤傳右衞門の娘およりが、進んで喜三郎と親しくなつて仲間に引入れたものらしい
佐備正安さびまさやす、天見ノ五郎、中院ノ俊秀、矢尾常正やのおつねまさなど、らんらんな眼をして、すごんでいる血気も多いが、べつに安房四郎左や安間了現やすまりょうげん宇佐美うさみ南江みなみえなど、ふんべつ顔もまた少なくはない。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)