“子熊”の読み方と例文
読み方割合
こぐま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方ではまた、何事とも知れぬ極度の恐怖に襲われて、氷塊の間の潮水をもぐって泳ぎ回る可憐かれん子熊こぐまもやがてなわの輪に縛られて船につり上げられる。そうして懸命の力で反抗しあばれ回る。
空想日録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)